河野ワクチン相「焦らずお待ちを」 愛知・西尾の優先予約指示で 「そういう事例があったことは承知している。希望する方全員が打てるだけのワクチン供給は確保されている。焦らずにお待ちいただきたい」
河野太郎ワクチン担当相は11日の記者会見で、愛知県西尾市の副市長が薬局大手を経営する会社会長夫妻の新型コロナウイルスワクチン予約を優先的に確保するよう担当部局に指示したことについて「そういう事例があったことは承知している。希望する方全員が打てるだけのワクチン供給は確保されている。焦らずにお待ちいただきたい」と述べた。
河野氏によると、医療従事者向けのワクチン接種は10日時点で431万8682回に上った。このうち1回目の接種は対象者の約3分の2にあたる310万人、2回分の接種を終えた人は約120万人。高齢者向け接種は9日時点で34万1147回だったという。 また、河野氏は一部自治体でワクチン接種予約コールセンターがかかりにくくなっていることについて「家族全員でかけると電話回線がパンクしやすい。どなたかが代表して、おじいちゃん、おばあちゃんの代わりにかけてあげるとか、電話回線がパンクしないように協力をお願いしたい」と呼びかけた。 菅義偉(すが・よしひで)首相が1日100万回の接種を目指すと表明したことに関しては「高齢者接種のみならず、その次のフェーズ(基礎疾患がある人など)も早くやろうということでおっしゃっていると思う」と述べた。
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