河井克行元法相 公選法違反事件裁判 きょうから被告人質問 nhk_news
亀井静香元建設大臣の秘書は最高額となる300万円を受け取ったことを認め、「公職選挙法に違反すると思って断ったが、元大臣が『選挙はいろいろかかりますから』と再び渡してきたので預かった。長年、秘書として見聞してきたが、当選7回の政界の要人から現金を渡されれば重みがあるので断れない」と証言しました。
安芸高田市議会の水戸眞悟元副議長は「参院選の投票を依頼する現金だと直感的に思った。先川和幸元議長が『これは何らかの方法で返さないといけない。このままもらったらこうなってしまう』と言って、両手に手錠をかけられるしぐさをしたので、議長ももらったなと思った」と述べ、議長と2人で違法性の認識を共有したことを証言しました。また、国会議員である河井元大臣との関係を損ねたくないため受け取ったという証言も目立ちました。三原市の天満祥典前市長も「地方都市では、予算の確保が必要で、実力のある元大臣とのパイプを大事にしようと思った。溝手氏の牙城に食い込めればと、私に力を注がれたのではないか」と証言しました。広島県議会の渡辺典子議員は「反射的に『いえいえ』と断ったが、元大臣から『大丈夫、大丈夫、いつものだから』と言われ、年に2回もらっている寄付金だと思い、納得して受け取った。買収・被買収なら受け取らなかった」と証言しました。
広島市議会の石橋竜史議員は「『当選おめでとう、これを取って置きなさい。2人だけの秘密だからね』と言われ、内ポケットにねじこまれた。私の当選に際してあいさつをしたいということだったので、当選祝いだと思った」と証言しました。
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