沖縄に緊急事態宣言 県の対応に批判噴出「やるべきことやっていない」 5月の大型連休前に感染拡大の懸念が指摘されながら、厳しい措置を講じなかった県の対応には、「やるべきことをやっていない」(政府関係者)とする批判も強まっている。
新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が23日から適用されることになった沖縄県。医療体制の逼迫(ひっぱく)は深刻で、病院関係者からは「宣言は当然」との声が上がる。一方、5月の大型連休前に感染拡大の懸念が指摘されながら、厳しい措置を講じなかった県の対応には、「やるべきことをやっていない」(政府関係者)とする批判も強まっている。(川瀬弘至)5月末で閉店することになったという土産物店の店員(45)は、「昨日は1人の客もいなかった。閉店はやむをえない」と肩を落とす。全日本空輸と日本航空によると、4月29日~5月5日に沖縄方面を訪れた旅客数は計13万人以上で新型コロナ禍前の半数程度だが、緊急事態宣言中だった昨年に比べると10倍も増加。県内各地の観光スポットに、久々に人出が戻った。中でも深刻なのが、医療体制だ。19日には病床占有率が一時100%を超え、現在もほぼ満床の状態。感染者受け入れのため救急外来診療の一部制限や、緊急でない手術や治療を延期する病院も出てきた。だが、県の対応が「後手後手だった」と批判する声は根強い。県の専門家会議関係者も「大型連休中の人出で変異株が広まり、現在のような状況になるのは予測できた。連休前に緊急事態宣言を政府に要請すべきだった」と不満を漏らす。.
新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が23日から適用されることになった沖縄県。医療体制の逼迫(ひっぱく)は深刻で、病院関係者からは「宣言は当然」との声が上がる。一方、5月の大型連休前に感染拡大の懸念が指摘されながら、厳しい措置を講じなかった県の対応には、「やるべきことをやっていない」(政府関係者)とする批判も強まっている。(川瀬弘至)5月末で閉店することになったという土産物店の店員(45)は、「昨日は1人の客もいなかった。閉店はやむをえない」と肩を落とす。全日本空輸と日本航空によると、4月29日~5月5日に沖縄方面を訪れた旅客数は計13万人以上で新型コロナ禍前の半数程度だが、緊急事態宣言中だった昨年に比べると10倍も増加。県内各地の観光スポットに、久々に人出が戻った。中でも深刻なのが、医療体制だ。19日には病床占有率が一時100%を超え、現在もほぼ満床の状態。感染者受け入れのため救急外来診療の一部制限や、緊急でない手術や治療を延期する病院も出てきた。だが、県の対応が「後手後手だった」と批判する声は根強い。県の専門家会議関係者も「大型連休中の人出で変異株が広まり、現在のような状況になるのは予測できた。連休前に緊急事態宣言を政府に要請すべきだった」と不満を漏らす。



