<ロンドン株式市場>ほぼ横ばいで取引を終えた。製薬などディフェンシブ銘柄の下落が重しとなる一方、金融株が買われて相
経済の軟着陸への期待もあるが、中央銀行関係者のタカ派的な発言を受けて投資家は金利が長期間高止まりすることに神経をとがらせている。
ロイターのエコノミスト調査によると、イングランド銀行(英中央銀行)は金融引き締め局面を終了し、少なくとも来年7月までは政策金利を5.25%に据え置く可能性が高く、年内に再利上げするとの回答はかなり少数だった。 マネーファームの最高投資責任者(CIO)、リチャード・フラックス氏は「経済はこれまで以上に減速する必要がある」とし「これまでの利上げの影響は、まだ実体経済に完全には浸透していないと言ってよさそうだ」と述べた。銀行株指数は0.65%高。モルガン・スタンレーが投資判断を引き上げた英銀大手のバークレイズが3.9%上昇した。<欧州株式市場> 4営業日続落して取引を終えた。国債利回りの急上昇を受けて、金利動向に敏感なテクノロジー株や不動産株が売られた。中国経済の減速への懸念などから高級品銘柄も下げた。ユーロ圏債券市場では、指標となるドイツ10年債利回りが一時2.813%と、約12年ぶりの水準まで上昇。米10年債利回りは一時4.566%と、2007年10月以来の高水準を付けた。STOXX欧州高級品株10種指数...
アナリストは、欧州中央銀行(ECB)が過剰流動性の縮小に重点を置いていることでユーロ圏周辺国の債券市場に圧力がかかっており、ECBの資産縮小に関する議論に影響が出ている可能性があると指摘。ダンスケ・バンクのペダーセン氏は「流動性の縮小で周辺国が影響を受け、利回り格差の拡大につながっている可能性がある」としている。独伊10年債利回り格差は一時190bpを超え、5月11日以来の幅に拡大した。 イタリアを巡っては、経済成長見通しが低迷する中、メローニ首相が発表する新たな予算が注目されている。関係筋が25日にロイターに明らかにしたところによると、イタリア政府は、2024年の財政赤字目標を対国内総生産(GDP)比4.1─4.3%とし、4月に設定した3.7%から引き上げる方針という。
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