梅雨時期の曇りや雨、低光量、湿度の上昇がセロトニン低下や自律神経乱れを招き、やる気不足や疲労感を感じやすくなる。室内の湿度管理や換気、光照射、ダニ・カビ対策を行うことで気分の改善が期待できる。
家族には『やる気が足りないだけ』と言われ、自分でも五月病をこじらせてしまったのかもしれないと感じています。 分かってはいるのですが、毎日憂うつでだるく、朝からつらいです。 上手に気分を切り替える方法はないでしょうか?
」梅雨になると憂うつで、疲れが取れない……と感じるのは、決して「やる気の問題」や「気分」のせいではありません。 この時期の体調や気分の変化には、梅雨特有の気候がはっきりと関係しています。 まず、梅雨時はくもりや雨の日が多く、太陽光の恩恵をたっぷり受けられる日が少ない季節です。 精神の安定に寄与するセロトニン神経が活性化しにくくなり、何となく気だるい気分をおぼえがちになってしまいます。
梅雨は気圧の変動も大きく、自律神経のバランスが乱れがちになることも憂うつな気分や疲れやすさに影響します。 また、人が快適に過ごせる湿度は、夏で50~60%程度とされています。 ところが梅雨の時期は、家の外だけでなく室内でも湿度が80%程度になる日もあると言われており、快適な水準を20%以上も上回っているのです。 これだけ湿度が高くなれば、気分がふさいで不快になるのは自然なことといえるでしょう。
この季節は室内の気温もほどよく保たれるため、ダニやカビが繁殖しやすい環境が整ってしまいます。 こうしたダニやカビはハウスダストの温床となり、ハウスダストがたまりやすい空間ではイライラや憂うつ感などの不快感を招きやすくなります。 布団も湿気を帯びやすいため、寝具にもダニが増えやすく、室内環境には十分な注意が必要です。




