パリのサンジェルマン・デ・プレ地区は古くから知識人や芸術家に愛された街だ。その小道に3月、眼鏡ブランド「アーレム」の路面店がオープンした。ブランド名はパリ育ちのデザイナー兼オーナー、アーレム・マナイ・プラットさんのファーストネームだ。「言ってみれば私そのもの。だから完璧にしたい」と理想のデザインを細部までこだわり抜く。 例えば人気モデル「パレ・ガルニエ」はシャープなチタン製フレームだが、輪郭
ブランド名はパリ育ちのデザイナー兼オーナー、アーレム・マナイ・プラットさんのファーストネームだ。「言ってみれば私そのもの。だから完璧にしたい」と理想のデザインを細部までこだわり抜く。
ラグジュアリー業界では、ファッションアイテムとして眼鏡の需要が伸びている。グッチなどを擁する仏ケリングは2014年にアイウエア部門を立ち上げ、17年にはカルティエとパートナーシップを組んだ。その後も高級眼鏡ブランドや眼鏡工房を相次ぎ傘下に収めるなど存在感を強めている。 「物心ついたときから眼鏡が大好きだった」とアーレムさんは話す。幼い頃は北アフリカのチュニジアにいる伯母のところでバカンスを過ごすのが常で、必ず「新しい眼鏡、新しい時計、新しいカメラ」を携えていった。明るく社交的にみえて「実際はとてもシャイ」な彼女にとって、眼鏡は自分の存在を「守ってくれるもの」。同時に自分の顔のシグネチャーでもある。人と会うときに「最初に入ってくる情報は靴でもバッグでもない。眼鏡がスタイルを決定づける最大の要素である」ため、とても大事なアイテムだと説明する。「リュ・ド・ラ・ペ」モデルのカッティングには細部へのこだわりが感じられる(アーレム提供)
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