女優の新川優愛が芸歴20年目を迎え、テレビ東京の主演ドラマ「妻を引退します」で悪役に挑戦。モデルとしての経験や家族の支えを語り、仕事への等身大の姿勢を示した。
女優の 新川優愛 (32)が芸歴20年目を迎え、 テレビ東京 のドラマ「 妻を引退します 」(5日スタート、月曜後11・06)で 朝日奈央 (32)とダブル主演を務める。新川はこの作品で、芸能事務所社長と不倫する二面性のある人気女優を演じる。13日に都内で取材に応じ、 モデル 時代の学びや家族の支え、女優としての覚悟を語った。
セブンティーンでの厳しい学び
新川の芸能活動の原点は、17歳で飛び込んだファッション誌「セブンティーン」にある。高校3年生で「ミスセブンティーン」に選ばれ、ティーンモデルとしては遅咲きで専属モデルとなった。しかし、周囲とのキャリアの差に直面し、「同い年の子でもみんな経験が長く、魅せ方が上手な子ばかり。劣等感もありました」と振り返る。
同期の中条あやみは当時中学生だった。高校を卒業すればお姉さん世代のモデルと見なされ、読者層から年齢が離れていく。時間がなかった新川は、同誌の編集長や部員から「周りの子より早く成長しなければいけない」と叱咤激励され、厳しく指導を受けた。編集部で写真チェックに参加し、必死にポージングを勉強。先輩が出ているページの研究や積極的に撮影も見学した。
「当時は正直きつかったです。今も撮影でお会いする方もいますが、会うと緊張しますね」と笑う。素人同然の状態から環境に感化され、自ら積極的に学びにいったことで人気モデルへの道が開けた。15年に「セブンティーン」を卒業後、「ノンノ」専属モデルに。タレントや女優業にも進出し、売れっ子女優となった今も、ファッション誌「MORE」や「BAILA」でレギュラーモデルを務める。
「思い返してみると、あの時間があったからこそ、今も雑誌でモデルのお仕事を続けられていると思います。見捨てずに育ててくれた皆さんには感謝しかありません」と古巣への深い感謝を口にした。
ロケバス婚と家族の支え
2019年にはさらなる人生の転機が訪れた。ロケバス運転手と結婚し、“ロケバス婚”として大きな話題に。23年には第1子出産を発表した。「旦那さんもこの世界にいる人なので、押し巻きで遅くなるのがしょうがないとか分かってくれている。急にお仕事が入ってしまうっていうのも理解してくれて、子供の送り迎えだったりを協力してくれています」と全面的に支えられていることを明かす。
「お手伝いとかサポートっていう言葉を使うなら多分メインは向こう。私が手伝ってるみたいな感覚になるぐらいやってくれて、本当に感謝。めっちゃラッキーだなって思います」と笑顔で語った。
支えを糧に、モデルに役者にとまい進する新川。「仕事の場に出たらいろんな出会いがある。そこでいろんなお話を聞けるのが一番楽しい」と話す。妻、1児の母、女優業をこなす今の夢は?「壮大な夢はありません。楽しく仕事をして、帰ったら家族がいる。これでいいかなって思います」と背伸びせず、等身大で仕事に向き合ってきた新川らしい答えだった。
悪役でブレーク、主演で再び
新作ドラマ「妻を引退します」では、朝日奈央とダブル主演を務める。新川は芸能事務所社長と不倫する二面性のある人気女優を演じる。女優としては新人だった2012年のフジテレビ系「GTO」や13年の日本テレビ「35歳の高校生」では、不良やいじめっ子役で出演。ブレークのきっかけともなった“悪役”での主演とあって、「あの時出せなかった怖さや悪さも出せたら」と意気込む。
自身は女優として「怖い経験はしたことない」と笑いつつも、「SNSが荒れようと頑張りたい」と強い覚悟で臨んでいる。
新川優愛は1993年(平5)12月28日生まれ、埼玉県出身の32歳。08年2月、テレビ朝日「長男の結婚」でドラマ初出演。フジテレビ「水球ヤンキース」などドラマ、映画に多数出演。15年10月から17年3月までTBS「王様のブランチ」の5代目司会を担当。西武ファンとして知られる。1メートル66。
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