宇都宮でライトレール、専門家が体験 走行音・勾配は?

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宇都宮でライトレール、専門家が体験 走行音・勾配は?
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栃木県内で宇都宮市と芳賀町とを結ぶ新しい路面電車「宇都宮芳賀ライトレール線(以下ライトレール線)」が8月26日に開業した。宇都宮駅東口停留場と芳賀・高根沢工業団地停留場との間の14.6キロメートルを走る。運行するのは宇都宮ライトレールという鉄道会社で、車両はライトラインと呼ぶ。このライトレール線のあらましは2022年2月7日公開の記事で紹介したとおりだ。社名、線名、車両名にいずれも「ライト」

社名、線名、車両名にいずれも「ライト」と付けられていることからもわかるとおり、鉄道のなかでも軽量で軽快な部類の乗り物で、LRT(Light Rail Transit=ライト・レール・トランジット)とも呼ばれる。路面電車の進化形と位置づけられていて、気軽に利用できる路面電車の長所はそのままに、乗り降りをよりしやすく改め、定時性や速達性、快適性が高められているのが特徴だ。

ライトラインはここからさらに500メートルほど東に進んだ後、再び高架へと向かって上っていく。ただし、先ほどとは異なり、ライトレール線単独で、軌道も道路上に敷かれた併用軌道ではなく、バラスト(砂利、砕石)が敷かれた一般的な鉄道の姿を見せる。東から南、そして東へと向きを変え、ライトラインは高架を降りてきた。ほどなく平石停留場だ。ホームの両側に線路が敷かれた大規模な停留場で、将来運転が予想される快速が各駅停車と待ち合わせを行うらしい。 ライトラインが清原地区市民センター前停留場を出発した直後、左に大きく曲がり、清原中央通りを北進する。線路はこの通りとは独立して敷かれていて、複線の線路が通りの東側に寄せられた。カーブを曲がってこの通りに入る際、横断歩道を渡る歩行者がいないかどうか確かめるため、ライトラインは一時停止して通過している。

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