子ども向けInstagramの開発中止を求める声明をアメリカ各州の司法長官が連名で発表

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子ども向けInstagramの開発中止を求める声明をアメリカ各州の司法長官が連名で発表
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Facebookが、13歳未満の子ども向けInstagramの開発を検討中であることが報じられていますが、「子どもの安全が懸念される」として、サービスの開発中止を求める声が挙がっています。2021年5月10日には、新たに米国州司法長官会議(NAAG)がFacebookに対して子ども向けInstagramの開発を中止するように求める声明を発表しました。

そして2021年5月10日には、NAAGがザッカーバーグCEOに対して子ども向けInstagramの開発計画を断念するように求める書簡を送付しました。書簡の中で、NAAGは「SNSが子どもの身体的・精神的幸福に害を及ぼす可能性を示す調査結果が存在する」「Instagramに関連したネットいじめが急増している」「広告や不適切なコンテンツ、見知らぬユーザーとの交流といった、SNSの複雑さに対する子どもたちの能力の欠如」といった懸念点を指摘しています。

NAAGによると、FacebookとInstagramにおいて、2020年だけで約2000万件に及ぶ児童に対する性的虐待画像が発見されているとのこと。また、2017年の調査ではInstagramを利用する若いユーザの42%がInstagram上でネットいじめを経験していたことが明らかになっており、コロナ禍で子どもたちがオンラインで過ごす時間が増えるにつれて、これらの問題が悪化する可能性があるとNAAGは主張しています。 Instagramの広報担当であるステファニー・オトウェイ氏は、「子ども向けInstagramには広告が表示されず、ペアレンタルコントロール機能も有している」と述べています。しかし、NAAGはFacebookが開発した「親の許可したいユーザーとだけ、話すことができる」というコンセプトの子ども向けメッセージアプリ「Messenger Kids」に、「親が許可していないユーザーと話すことができる不具合」が存在していたことを例に挙げ、「Facebookには、子どもたちを保護することに失敗してきた歴史があります」と指摘しています。

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