地下鉄サリン事件 捜査秘話 元死刑囚との間で“化学式の対話” nhk_news
「刑事部長から、“オウムの科学を解明してくれ”と言われ、それから毎日のように資料を読み込んだ。本気でサリンを作ろうとしていて、なおかつ、すでに作ってもう持っているというのがはじめの印象だった。非常に怖い感じがした」「オウム真理教はプラントも反応釜も自家製で全部作っていた。配管から何から何まですごく精密な図面があった。ハッチドアを開け、シャワールームを介して階段をずっと降りていくと、最終第5工程のサリンを生成するためのタンクにたどりついた」「ガランとしていて何もない雰囲気だが、奥の壁をよく見ると隠し扉があり、その奥に化学実験室があった。危険なものを扱うときに使う装置や、薬品などが実験台の上に置かれ、非常に高価な分析装置も置かれていた。器具もたくさんあり、相当使い込んでいる感じで繰り返し有機合成をしていると感じ取られた」。「いちばん気になったのはオートクレープという機械、細菌や病原菌をプレパレーションしたものを滅菌、死滅させるための機械だ。そういうものを扱っているということで、非常に気持ち悪かった。ジーヴァカ棟には化学実験室もあり、地下鉄サリンが作られて証拠隠滅のために実験のドラフトを焼い
「刑事部長から、“オウムの科学を解明してくれ”と言われ、それから毎日のように資料を読み込んだ。本気でサリンを作ろうとしていて、なおかつ、すでに作ってもう持っているというのがはじめの印象だった。非常に怖い感じがした」「オウム真理教はプラントも反応釜も自家製で全部作っていた。配管から何から何まですごく精密な図面があった。ハッチドアを開け、シャワールームを介して階段をずっと降りていくと、最終第5工程のサリンを生成するためのタンクにたどりついた」「ガランとしていて何もない雰囲気だが、奥の壁をよく見ると隠し扉があり、その奥に化学実験室があった。危険なものを扱うときに使う装置や、薬品などが実験台の上に置かれ、非常に高価な分析装置も置かれていた。器具もたくさんあり、相当使い込んでいる感じで繰り返し有機合成をしていると感じ取られた」。「いちばん気になったのはオートクレープという機械、細菌や病原菌をプレパレーションしたものを滅菌、死滅させるための機械だ。そういうものを扱っているということで、非常に気持ち悪かった。ジーヴァカ棟には化学実験室もあり、地下鉄サリンが作られて証拠隠滅のために実験のドラフトを焼いていたようだ。建物はガスが出てくるところが黒く変色して、すすがついた状態になっていた。ここからはサリンの第1次分解物が検出されている」