佐久間裕美子 × 斎藤幸平──「持続的で豊かな生き方とはなにか?」

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佐久間裕美子 × 斎藤幸平──「持続的で豊かな生き方とはなにか?」
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佐久間裕美子「待ったなしの気候変動に対し、危機意識がまったく追いついていません。身近な場面だと、日本ではいまだにあらゆる商品がプラスチックで梱包され、有料のビニール袋を断ったら、代わりに無料の小さなビニール袋が提供されています……」

差別といった、ときに命までをも脅かすような差別にだって、見ないふりをしたり、運動を揶揄したりする。世界と日本の意識のあいだには、大きな断絶を感じますが、「傍観していることこそが格好悪い」という空気感をもっと作らなければ、といつも思わされます。でも、諦めたその先は地獄。このまま進んでも、明るい未来は描けません。心が折れそうになることもありますが、みんなで今止めなければ、という空気を作りたいですね。多くの人が命を失い、たくさんの人が悲しむことに心を痛め、戦争への反対を表明する良心を失わなかった人がいる一方で、残念なことに、所有する資産の評価を真っ先に思い浮かべてしまう人たちがいる。心がとても貧しくなっているのが露呈した瞬間でした。という、100年前の世界と同じ古典的な問題なんです。「AI技術が発展して、世界は激変し、経済はより豊かになる」というストーリーがここ最近持て囃されてきましたが、結局私たちが直面しているのは古典的な問題であり、AIは世界をなにも変えていないとも言えます。

先進国と言われている日本の都市で暮らす裕福な人たちであっても、戦争や気候変動は無関係な出来事ではありません。化石燃料の輸出がロシアの経済を支え、それで兵器を製造・購入しているという意味では、化石燃料を大量に使っている私たちも間接的に加担しているわけです。そして、その化石燃料が気候変動を悪化させ、世界の多くの人をさらに困窮させる。問題は同根です。その事実を踏まえて、自分たちの振る舞いを深刻に考えなければならない。身近なところから行動することは大切です。先日、私はメガバンクへの「気候変動を止めるためのもしもしキャンペーン」に参加しました。日本の3大メガバンクが、石炭火力発電に対する融資額の世界トップ3を占めているという状況に、支援を行わないように働きかけることで、石炭への融資方針の改定を後押ししようというものです。ほかにも、危機感を抱いているお母さんたちのなかで、企業やスーパーのお客様窓口に対し、安全性の問い合わせや環境対策についての要望の提出をする人が増えている。地道な市民運動に対して、いつも「そんなことに影響力はない」と言ってくる人がいますが、そんなことは決してありません。ひとつひとつ

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