亀山城跡 見晴らし再現 住民グループ 竹伐採、遊歩道に案内板 ニュース : 島根 : 地域 : 読売新聞オンライン
江の川河口近くに位置するため、川と海の舟の交通の要衝として栄え、江戸時代には頂上に住吉社が建立され、人々が商売繁盛や舟の安全祈願に訪れたという。明治後期の1905年頃には登り口近くに豪商・飯田家の別邸「二楽閣(じらっかく)」が築かれ、地域のシンボルに。1960年代頃までは住民の憩いの場になっていた。 住民グループ「本町地区歴史的建造物を活(い)かしたまちづくり推進協議会」の村川立美事務局長(72)は「娯楽が少ない中、子ども時代に相撲を取った懐かしい遊び場だった」と振り返る。ただ、次第に城跡に登る人が減り、いつの間にか竹やぶで覆われていたという。 地区には、石見焼の登り窯跡や荷物を運ぶ牛をつないだ鼻ぐり石など、徒歩で巡れる歴史的見所が多い。同協議会は亀山城跡を散策路に組み込み、地域の歴史に触れられる場にしようと、所有者の許諾を得て昨年10月に竹を伐採。今年3月には約250メートルの遊歩道を整備し、案内板を設けた。 3月27日にはお披露目会があり、住民が頂上からの景色を楽しんだ。協議会の黒川聡会長は「本町の歴史を見届けてきた亀山城跡のすばらしい見晴らしが再現できた。登って昔を思い出したり、古里教育に役立てたりしてもらい、次代につなげたい」と意気込んだ。.
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