2月のミラノ・コルティナ五輪銅メダリスト、中井亜美(18)がグランプリシリーズ初戦で225.52点をマークし優勝。練習の出来に左右されない強さと、オフシーズンでの筋力強化によるジャンプ技術の向上が勝因。今後はフランス杯に向けて更なる高みを目指す。
2月のミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)銅メダルの 中井亜美 (18=TOKIOインカラミ)が合計225・52点で優勝した。 最終グループは、同五輪代表の千葉百音や4大陸選手権女王の青木祐奈、住吉りをんらが入るハイレベルな争いとなったが、最終滑走で貫禄の演技を披露。
直前の6分間練習では3回転半がうまく決まらなかったものの、「不安感も全くなくて、絶対自分ならできるという自信もちゃんとあった。 それがいい結果につながった」と胸を張った。 練習の出来に左右されない強さがある。
「今ダメだったから、次は絶対跳べるはずと思うようにしている」。 オフシーズンのカナダ合宿を経て、大技の感覚に変化があった。
「前は結構勢いとか力を使って跳ぶイメージだったんですけど、今は筋力もついてきて、タイミングをちゃんと合わせれば、そんなに力を使わずにできるようになってきている」。 コンパクトに跳ぶ感覚をつかみ、練習での成功率も上昇。
「五輪の時からすごくいい方向に変わってきていると思う」と手応えを口にした。 フリーも安定感を増してきた。 ほぼ毎日曲をかけ、フリーのジャンプ6本を全て跳んだ直後に、SPの曲をかけて3本跳ぶ練習に取り組んでいる。
「体力作りをメインでやってきていて、それがフリーだったりSPだったりの安定感につながっている。 本当に量をこなしてきたというのが大きいです」とうなずいた。 今季のグランプリ(GP)シリーズ初戦となるフランス杯(23日開幕)へ向け、弾みをつける快勝となった。
「この時期にここまで上げてこられるとは思っていなかったので、正直自分でもびっくりしている」と笑み。 「すごくいい流れで来ていると思うので、フランス杯に向けてもっともっと質を上げていければいい」と見据えていた。
中井亜美 フィギュアスケート グランプリシリーズ 優勝 五輪銅メダル
