参加するためにワールドカップ(W杯)のピッチに立つんじゃない。堂々と世界と渡り合い、勝つために、この26人は選ばれた。日本代表の大半が海外でプレーする時代になった。世界の最高峰で挑戦することを日常とし、第一線で認められる人材も今までになく増えた。世界を驚かせるための機は熟している。まだ見ぬW杯ベスト8から先の光景は、この26人に託されている。ドイツやス
初出場のW杯ロシア大会で柴崎が放った輝きは、多くの関係者の記憶に刻まれている。その後、欧州の2部リーグで不遇をかこった感もあるが、攻撃で変化を加えられるその長所は変わらない。相手にリードされ、日本が打開を迫られたとき、このMFのクレバーな戦術眼と攻撃センスがチームを助けてくれる。その守備は攻撃を遅らせるという生易しいものでなく、ガッと詰め寄り奪いきる。ドイツ1部で2年連続、ボール奪取回数トップに輝いたボールハンター。オーバーエージで出場した東京五輪は全6試合に出場、周りがひるむPKも進んで引き受けるなど肝も太い。こだわりのマウスピースも装着して迫力満点。快足を生かしたドリブル突破とクロス、強烈なミドルシュートでW杯最終予選で4戦連続ゴール、本大会進出の立役者となった。大学までほぼ「無印」の存在から日本の武器にまで駆け上がった、この4年間の出世頭。このドリブラーが肩をいからせて右サイドを破る回数に比例して、日本の勝機も増えていく。森保ジャパンの発足以来、エース格として攻撃を引っ張ってきた。守備の隙間でパスを受け、狭いエリアでボールを操り、シュートを打ち込む。そのセンスと献身性はリバプール
初出場のW杯ロシア大会で柴崎が放った輝きは、多くの関係者の記憶に刻まれている。その後、欧州の2部リーグで不遇をかこった感もあるが、攻撃で変化を加えられるその長所は変わらない。相手にリードされ、日本が打開を迫られたとき、このMFのクレバーな戦術眼と攻撃センスがチームを助けてくれる。その守備は攻撃を遅らせるという生易しいものでなく、ガッと詰め寄り奪いきる。ドイツ1部で2年連続、ボール奪取回数トップに輝いたボールハンター。オーバーエージで出場した東京五輪は全6試合に出場、周りがひるむPKも進んで引き受けるなど肝も太い。こだわりのマウスピースも装着して迫力満点。快足を生かしたドリブル突破とクロス、強烈なミドルシュートでW杯最終予選で4戦連続ゴール、本大会進出の立役者となった。大学までほぼ「無印」の存在から日本の武器にまで駆け上がった、この4年間の出世頭。このドリブラーが肩をいからせて右サイドを破る回数に比例して、日本の勝機も増えていく。森保ジャパンの発足以来、エース格として攻撃を引っ張ってきた。守備の隙間でパスを受け、狭いエリアでボールを操り、シュートを打ち込む。そのセンスと献身性はリバプール(イングランド)の名将・クロップのお気に入りでもあった。今夏からの新天地での不振を振り払い、本来の切れ味を取り戻したい。周りのレベルが上がるほど、つられてうまくなっていく。守田はその1人だ。日本を離れてポルトガルに身を置き、要求されるプレー強度を自覚し、自分を変えていった。今では守田がいるのといないのでは中盤のパフォーマンスが変わってくる。球際の強さ、落ち着きに加え、ワンタッチの縦パスも見もの。昨季はアイントラハト・フランクフルトの欧州リーグ優勝に貢献。今季もゴールを連発、目の肥えたファンを狂喜乱舞させている。自陣深くで組み立てに関わり、ドリブルで運び、フィニッシュにまで絡む。「僕は自分を持っているタイプ」。並大抵のことには動じず、日本の攻撃に命を吹き込む。J1川崎からサンジロワーズ(ベルギー)、英プレミアリーグのブライトンとチームを変えても、武器の突破力は上昇曲線を描き続ける。緩急自在のドリブルは初見のDFではまず止められない。左サイドの破壊者として切り札になれるか。初出場となるW杯は世界が「ミトマ」を知る舞台となる。分厚い海外組の壁を破り、攻撃的ポジションでJリーグから唯一の選出。今夏のE-1選手権での得点王・MVPというアピールが効いた。東京五輪でも全6試合に出場し、1トップ候補の前田や上田の特徴も把握済み。左サイドから縦へ中へと仕掛けるドリブルとクロスは一見の価値ありだ。ゴールに絡む場面でひときわ存在感を発揮する異能の持ち主だ。身長172センチと上背はないが、当たり負けしない腰の強さと、ワンステップで放つ左足の強烈なシュート、肝の太さも折り紙つき。成り上がろうという前向きな野心を隠さない強固なメンタルは、W杯という大舞台でこそ生きる。序盤でつまずいたアジア最終予選で盛り返し、6連勝で突破できたのはボランチ3人衆の一角として田中が機能したから。ボールをピッチの適切なところへ届ける技術と視野の広さ、サッカーセンスはJ1川崎で名手・中村憲剛氏の薫陶を受けて育まれた。運動量も自慢の東京五輪世代のマエストロだ。ようやく自身の適性とフィットするスタイルの働き場を得た今季、FWとして得点とアシストを重ねている。10歳でバルセロナの育成組織の入団テストに合格、18歳でレアル・マドリードに加入した華麗な球歴の持ち主。持ち前の繊細なボールタッチに、当たり負けしない強さを加えた「神童」がW杯に挑む。
日本 最新ニュース, 日本 見出し
Similar News:他のニュース ソースから収集した、これに似たニュース記事を読むこともできます。
ケーヒル氏、カタールW杯で韓国代表FWソン・フンミンに期待「アジアサッカー最大の存在」 | Goal.com 日本🇦🇺豪州レジェンドが期待🇰🇷 ソン・フンミン の大ファンだと公言する ケーヒル 氏。 カタール・ワールドカップ に向けた期待を語りつつ「アジアサッカー最大の存在」と評している。
続きを読む »
【宏太’Sチェック】首位マリノス相手に堂々 ミシャサッカーが目指す位置を証明した一戦首位相手に引いて守ってではなく、堂々と渡り合った。攻撃では迫力を持って相手ゴールを脅かしていたし、やられておかしくないシーンはあったが、菅野を中心に守り、崩すことがうまいマリノスに簡単な体勢でシュー
続きを読む »