ミャンマーで父に抱かれた7歳女児、銃撃で死亡 国軍が自宅に押し入り発砲 地元人権団体によると、18歳未満の死者は20人を超えており、国軍が無差別に市民を攻撃している様子が浮き彫りとなっている。
【シンガポール=森浩】ミャンマー第2の都市マンダレーで23日、クーデターで実権を握った国軍による銃撃で女児(7)が死亡した。2月1日のクーデター後、最年少の犠牲者とみられる。地元人権団体によると、18歳未満の死者は20人を超えており、国軍が無差別に市民を攻撃している様子が浮き彫りとなっている。
地元メディアによると、兵士は22日午後、女児の自宅に押し入り、家族全員を座らせた上で発砲。弾は父親の膝の上で抱かれていた女児に当たったという。女児は病院に搬送中に死亡した。女児の兄(19)が暴行を受け、連行された。一方、ミャンマー国営テレビは24日、抗議デモに参加するなどして拘束されていた628人が釈放されたと報じた。釈放理由は不明。人権団体は拘束中の市民について23日時点で2418人と発表していた。 24日は4つの罪に問われて勾留中のアウン・サン・スー・チー氏の公判が予定されていたが、4月1日に延期された。スー・チー氏は勾留施設からオンラインで出廷する予定だったが、裁判所は弁護側に「インターネット接続に問題が発生した」と説明した。公判の延期は2回目。
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