フィリピン、中国に南シナ海の漁船約220隻を直ちに撤退要求 中国 海洋進出 南シナ海 フィリピン 領有権
フィリピン政府は21日、同国が領有権を主張する南シナ海の海域にあるサンゴ礁周辺に中国漁船約220隻が集結しているのが見つかった問題で、中国に対し、直ちに撤退させるよう求めた。写真はロイターのインタビューに答えるフィリピンのロレンザーナ国防相。2017年2月9日にマニラで撮影。(2021年 ロイター/Romeo Ranoco)当局によると、フィリピンの沿岸警備隊は今月7日、中国の海上民兵を乗せたとみられる漁船約220隻がウィットサン礁(フィリピン名フリアンフェリペ礁)に停泊しているのを確認。報道官によると、フィリピン軍は他国政府に中国漁船の存在について報告したという。
フィリピン政府横断のタスクフォースは20日遅く、中国漁船の存在は魚の乱獲や環境破壊の懸念を強めるもので、安全な航行も脅かしていると指摘した。タスクフォースによると、ウィットサン礁はフィリピンの排他的経済水域(EEZ)内にある。
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