今月3日に離婚を発表した米マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏とメリンダ元夫人について、米紙ウォールストリート・ジャーナルは9日、離婚に向けた準備が2年前から進んでいたと報じた。
事情に詳しい関係者らや、両氏が運営する「ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団」の元職員の話として伝えた。それによると、離婚原因のひとつは、未成年者への性犯罪などに問われ、勾留中に自殺した米富豪ジェフリー・エプスタイン元被告とビル氏との交遊関係が明るみに出たことだった。
元職員が同紙に語ったところによれば、メリンダ氏は2013年の時点ですでにビル氏と同被告の関係に懸念を抱いていた。情報筋によると、19年には離婚問題を扱う弁護士らに相談し、夫婦関係は修復不可能だと話していた。米紙ニューヨーク・タイムズも19年、関係者十数人への取材などに基づき、ビル氏が11年以降、元被告の自宅を少なくとも3回訪れて1回は深夜まで滞在するなど、何度も元被告と会っていたと伝えた。ウォールストリート・ジャーナルの記事によると、メリンダ氏はこの報道があった後の19年10月に数回、弁護士らと話し合った記録がある。
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