トヨタSH滑川剛人「もう1つの道」主審の夢追う ラグビー rugbyjp トップリーグ トヨタ自動車 滑川剛人
「(同じSHで4試合連続先発している)茂野(海人)がどこまでやってくれるか分かりませんが、仕事を果たした後に自分の仕事が待っている。いい結果を獲得できたらと思います」「2023年、2027年のW杯にレフェリーとして、もちろん主審として、初めて(元トップリーガーの)日本人として立つのが自分の使命。それをやることが日本協会、日本人選手の、もう1つの道になる」始まりは約1年前。日本協会とチームからレフェリーの道を打診された。数年前から声をかけられていたが「自分は選手をやりたかった」と固辞。それでも熱心な誘いに腹をくくった。桐蔭学園高(神奈川)から帝京大と強豪校で成長し、U20(20歳以下)日本代表などを経験。世代トップのSHとして、ラグビー界に広く知られた存在だ。トヨタ自動車の試合がない週末。TL2部相当のトップチャレンジリーグで近鉄-コカ・コーラの主審を務めた。滑川がレフェリーとしてこだわる部分が、随所に見られる80分だった。主審が選手と頻繁に意思疎通を図る点は、ラグビー独特の文化。例えば反則の位置に立つ選手がいた場合、先に声をかけて正常な位置に導き、試合を流す場面などがよく見られる。この
「ストレスを(選手が主審に)かけるより、話し合って解決するなら、その方がいい。『(ボールを)さばけるよね? だから吹かなかったよ』とか『実際どうだった?』とか聞いてあげて『僕にはこう見えたよ』と伝える。そうするといいプレーが生まれる。(足りないのは)英語の語学力。でも、トヨタの外国人選手とのやりとりもそう。自分の意思を単語でつなげると、分かってくれている」「(19年W杯日本大会でも吹いたオーストラリアの)ニック・ベリーだったりは、絶対にトライを見ている。絶対に見逃さない。僕もトライの1メートル以内には追いついて、TMO(ビデオ判定)は一切使いたくない。選手として持っているセンス、勘。そこを突き詰めてやっていきたい」「組んでいる人の方が(スクラムのことを)分かる。だから『試合前に僕に情報をくれ』と伝えます。『相手に文句を言うんじゃなく、僕に情報をくれ』というスタイルです。ただ最近、フロントロー(FW第1列)もよく分かっていない部分があると知りました。いろいろな試合を(同僚の)プロップと見る。『これはどうなの?...
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