げに環境性能と、その他のパフォーマンスの両立はムズカシイということでしょうか。(堀田剛資)
チャージは現状では普通充電のみ。前型は急速充電にも対応していたが、現状のバッテリー容量や充電スピード&コストなどを勘案すれば、経路充電に頼らずとも自宅と目的地での充電だけで十分に利便性が担保できること。加えて電気自動車(BEV)への配慮もあって、この仕様に決定したと担当エンジニアは説明してくれた。普通充電の所要時間は200V/16Aの出力で0→100%が約4.5時間となる。 加えて、前型でもオプション設定されていたルーフパネルの太陽光発電システムは、新型でも継承。パネル面積は小さいものの効率は同等で、トヨタの試算では理想的環境ならBEV走行距離にして年間1200km程度の電力を賄える。またHEVのプリウスと同様、1500WのACアウトレットは標準装備。バッテリーが満充電かつガソリンも満タンのフルフル状態からは、これまたトヨタの試算では一般家庭の約5日間相当の使用電力を供給可能だという。 ……と、こういう可視化された環境性能はともあれ、走ったところでなんにもうれしくないという定評がプリウスにとっては長年のコンプレックスだったわけで、新型プリウスのPHEVは、これまでのモデルとは一線を画するわかりやすい付加価値、すなわち動力性能が強化されている。ハイブリッドシステムはHEVと同じ2リッター直4ガソリンエンジンをベースとしながら、モーターの出力は40%近く増強されており、システムの総合出力は前型より27PS高い223PSを発生。0-100km/h加速はHEVの7.
5秒に対して6.7秒となる。数値的にはひと昔前の「フォルクスワーゲン・ゴルフGTI」くらいの感じだろうか。 PHEVのラインナップは最上位となる「Z」グレードのみ。駆動方式もFFのみとなる。同等の仕様となるHEVとの価格差は90万円。補助金等でその差は縮まるだろうが、さすがに安くはない。そのぶん見た目やしつらえでの差異を……と思いきや、そこはトヨタらしからぬ控えめさだ。外観の識別点はフロントアンダーグリルやテールランプのフィニッシュ、ホイールデザインとエンブレムくらい。内装は一目でわかるような差異はない。色味なり素材なりで、もう少し差別化してもいいんじゃないかとも思う。
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