世界的な投資家のジム・ロジャーズ氏は2年前、世界がコロナ禍に見舞われている中で、金価格やその他商品の上昇だけでなく、日本株の上昇なども予測していました。今はバブルは「野球に例えれば9回」だと言います。
2年以上にわたるコロナ禍とロシアによるウクライナへの侵攻によって、世界が不安に包まれています。食料やエネルギー価格は高騰を続け、日本でもガソリン価格や電気代が上昇、電力も逼迫しています。また、長期にわたって上昇してきたアメリカの株式市場に対する不安も高まっています。急激な円安に対する不安を感じている人も多いのではないでしょうか。そんな中、世界的投資家として知られ、主にお金の流れを読むことで数多くの予測を的中させてきたジム・ロジャーズ氏に2021年10月から2022年5月まで、数カ月にわたってシンガポールの自宅でインタビューを行いました。では、ロジャーズ氏はラリー(上昇相場)の到来、商品相場のさらなる上昇、仮想通貨(暗号資産)への政府の規制、アメリカ経済の成長鈍化等を的中させるなど、世界経済やマーケットの潮流を的確に予測してきました。今後の世界の経済、金融、マーケット、そして社会はどうなるのか。また、ロシアによるウクライナ侵攻は、長期的な国際政治や地政学的動向にどう影響するのかをコロナ危機後のラリーの行方はどうなるのかをジム・ロジャーズ氏に聞いたところ、「野球の試合にたとえると、最終回に
「ゲームのスタートは2009~2010年の秋の最安値付近で、それがバブルの初回だった。その頃、ほとんどの投資家は相場に失望をしていて、安値で株を損切りし、二度と株の話をしたくないという空気に包まれていた」。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む: