◇インターリーグカブス5−1エンゼルス（2024年7月5日シカゴ）カブスの鈴木誠也外野手（29）が5日（日本時間6日）、本拠地シカゴでのエンゼルス戦に「4番・右翼」で先発出場...
初回2死一塁で迎えた第1打席でカウント2―2から93マイル（約149・6キロ）速球をフルスイング。打球は中堅手・ピラーの頭上を越える今季12号先制2ランとなった。鈴木が本塁打するのは2日（同3日）のフィリーズ戦以来、3試合ぶり。二塁ベースを回る際には右腕を突き上げてファンの声援に応えた。
9号から11号までの3本塁打はいずれも負け試合で、鈴木の一発がチームの勝利につながるのは6月12日（同13日）のレイズで放った8号ソロ以来以来だ。また、これで日本選手単独5位だった通算本塁打を46本に伸ばし、同4位の城島健司まであと2本に迫った。 3回の第2打席は1死三塁から遊飛に倒れたが、続くハップが中前適時打して1点を追加した。ただ、4回の守備では2死無走者から右翼への浅い飛球を前進して捕りに行ったが、グラブに当てて落球（記録は失策）するミス。左拳で何度も自らの左大腿を殴りつけて悔しさをあらわにした。 5回の第3打席は1死二塁から中飛に終わったが、またも続くハップが中前適時打してさらに1点を追加した。7回の第4打席は左翼への痛烈なライナーを放ったが、背走するウォードに好捕された。この試合で打率は・262となった。
前日4日（同5日）のフィリーズ戦では、3打数2安打、2四球、3得点、1盗塁でチームの10―2大勝に貢献。6戦ぶりのマルチ安打も記録しても「今はあんまり数字の方は気にしていない。何とかその試合その試合でいい結果が出るようにという思いでやっている」と話していたが、ここ9試合で4本塁打と数字的にも上昇カーブを描いている。
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