「オリックス・バファローズ４－１埼玉西武ライオンズ」（２４日、京セラドーム大阪） 会心の投球で、山本由伸投手がまた偉業を成し遂げた。２０２１年から３年連続の１５勝。ＮＰＢでは０７～０９年の日本ハム・ダルビッシュ以来、オリックス球団では阪急時...
会心の投球で、山本由伸投手がまた偉業を成し遂げた。２０２１年から３年連続の１５勝。ＮＰＢでは０７～０９年の日本ハム・ダルビッシュ以来、オリックス球団では阪急時代の１９７６～７９年に４年連続の山田久志以来だ。「練習を頑張ってきてよかった」。ダルビッシュから「ノーヒットノーラングッズ買うわ」と祝福を受けた逸話を明かすなど、充実感を漂わせた。
三回２死から五回１死までの５者連続を含む毎回の１０三振を奪う力投で７回３安打無失点とし、１５８奪三振でリーグ１位に浮上した。「力みも抜けて久しぶりにいい感じで投げられた」と自賛。前回に続き２試合目となる森とのバッテリーで雪辱登板を果たした。 中盤まで隅田との投手戦。六回は１死一、二塁としたが、ここからギアを上げた。中村を１５７キロで空振り三振。続く佐藤龍の８球目のファウルは自己最速まで１キロに迫る１５８キロを計測し、９球目で遊ゴロに仕留めた。２位の平良に４差をつける１５勝。防御率１・２６はリーグ唯一の１点台。最高勝率の条件となる１３勝以上も山本だけで、３年連続投手４冠はすぐそこだ。
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