アンミカ 母の教え、一緒にいて心地いい人が美人 アンミカ 日曜日のヒーローandヒロイン
おしゃべりだが品はよく、時折のぞく“大阪感”に親しみが湧く。モデルでタレントのアンミカ(48)がテレビで引っ張りだこだ。近年はコメンテーターの顔も持ち、自分の言葉で話す姿がお茶の間の好感を得ている。両親からもらったポジティブパワーを原動力に、日々をエネルギッシュに過ごしている。テーブルに手を添えると「よろしくお願いいたします」ときれいに一礼。テンポよく話せば「プライベートでは聞き役なんですよ」とジョークを交えて和ませる。華やかさと親しみやすさが人気の理由だろう。「ありがたいです。50近い年齢になって、この役割を女性としていただけている。まだ女性コメンテーターは人数的にも少なかったりするので、次の世代にもつなげていきたいですし、せっかくいただいたチャンスなので自分なりの意見はしっかり出していきたいなと思って、勉強は欠かしてないです」「今はネットニュースで悪気なく字を短くしたり、見出しで心を引くために切り取られたりするので、そこで誤解がないように言い訳しないようなコメントを出さないといけない。ちゃんと一石投じられる、筋のあるコメントはしていきたいと思ってます。炎上はしたくないですけど(笑い
モデルや韓国留学の経験を生かし、関西圏を中心に活動。活躍が目に留まり誘いを受けた日テレ系バラエティー「魔女たちの22時」に出演すると、次第に東京での仕事が増え、38歳で上京を決意する。話術は大阪で磨かれたものという。 「東京はみなさん役割をきっちりされる印象があるんですけど、大阪は息吸った瞬間に『しゃべれ誰かが~!』っていうくらい、ぐわ~って一気にしゃべっていくのを求めるんです。しゃべり損ねると本当にそのまま終わっちゃう回がある。そこはすごく鍛えられました」「私は両親が早くに亡くなっているので、品がないとか育ちが悪いと言われることがすごく嫌なんです。50前にもなってなんですけど。バラエティーだったら面白くコテコテにもするけど、でも品がないと言われるのはとても嫌で。凜(りん)として、ちゃんとしていたいんです」「目鼻立ちがきれいな美人もいるけど、大人になったら違うんだと。一緒にいて心地いい人が美人なんだと教えてくれて。顔の作り方とか相手の目を見るとか。『話し上手は聞き上手なんだよ』とか。このあたり実践しているようには見えないと思うんですけど(笑い)」「成功するまで家の敷居をまたがない、一流と世間が認めるまで家に戻らない。あとは新聞を読むこと。社会に取り残されないように情報を取り込んで、自分がワクワクするような資格を取りなさいと。そしてテレビに出る引き出しを作って、資格をたくさん取るに至ったんです」「ネガ
「ライフワークにしたいくらいほれ込んでいる仕事。ものすごい大好き。体力がいるし、1時間しゃべり続けるし、ノルマもある。でも、お客さんが喜んでくださる反応がそのまま売り上げやお声としてシビアに届くんですね。こんなことに悩んでいると聞くと、その悩み、私が解消してみせようとまた奮い立たされて。“張り切りウーマン”なので、私にぴったりなんです」