アマゾンに飽和の壁、高成長のネット通販に陰り アマゾン
アマゾンが28日発表した1-3月期(第1四半期)売上高は、過去20年で最も低い伸びにとどまった。製品販売は横ばいで、主力のネット通販の売上高は半年にわたり足踏み状態が続いており、創業以来まれに見る低成長局面を迎えている。同社幹部は全体の売上高はさらに減速する可能性があるとの見方を示している。
アマゾンはこれまで、新型コロナウイルス禍で急増した需要に対応するため、人材採用や物流拠点の拡充に巨額の投資を進めており、インフレ高進と米経済のマイナス成長が重なった1-3月期は業績に大きな痛みが広がった。 アマゾンは長年、米eコマース市場で急成長を遂げながらシェアを拡大し続け、競合勢との差を広げてきた。ところが、2021年と22年これまでの市場シェアは0.2%拡大しただけで、数年ぶりの低い伸びに沈んでいる。調査会社インサイダー・インテリジェンスが分析した。会員制サービス「アマゾン・プライム」の会員数も向こう数年に増加率が大きく鈍化すると予想されている。こうしたことは、米国内でこれ以上の伸びが見込みにくい水準までアマゾンのサービスが浸透し尽くしていることを物語っている。...
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