アジア系に対するヘイトクライム、世界中に存在 新型コロナで一層悪化

日本 ニュース ニュース

アジア系に対するヘイトクライム、世界中に存在 新型コロナで一層悪化
日本 最新ニュース,日本 見出し
  • 📰 cnn_co_jp
  • ⏱ Reading Time:
  • 16 sec. here
  • 2 min. at publisher
  • 📊 Quality Score:
  • News: 10%
  • Publisher: 51%

米アトランタのマッサージ店が銃撃されてアジア系女性6人が殺害された事件は、米国内で台頭する、アジア系に対する暴力に脚光を浴びせた。だが問題は米国だけにとどまらない。英国からオーストラリアに至るまで、欧米系諸国では新型コロナウイルスの流行に伴い、東アジア系や東南アジア系の住民に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)が増えている。 - (1/2)

だが問題は米国だけにとどまらない。英国からオーストラリアに至るまで、欧米系諸国では新型コロナウイルスの流行に伴い、東アジア系や東南アジア系の住民に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)が増えている。CNNの取材に応じたアジア系の少なくとも11人が、列車の中で周りにいた人が離れたり、ののしられたり、身体的暴行を受けたりするといった人種差別や外国人嫌悪の被害に遭ったと訴えた。英ロンドン警視庁の統計によれば、2020年6月~9月に発生した東アジア系住民に対するヘイトクライムは200件を超え、前年同期に比べて96%増加した。ワンさんはCNNの取材に対し、男たちから「チャイニーズウイルス」などの人種差別的暴言を浴びせられ、怒鳴り返すと車から降りて来た男たちに殴る蹴るの暴行を受けて顔面を負傷したと証言した。この出来事をきっかけに外出が怖くなり、英国での自分の将来や、幼い息子の身の安全にも不安を感じるようになったという。スペインの首都マドリードに滞在している中国系米国人のトーマス・シウさんは昨年3月、2人の男に人種差別的な暴言を浴びせられた。怒鳴り返すと意識を失うまで暴行され、1週間の入院が必要になったと

フランスでは今回の新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)をきっかけに、アジア系住民に対する人種差別が一層悪化したと関係者は指摘する。フランスでアジア系の40団体以上を統括する組織の広報を務めるサンレイ・タンさんは、「昨年以来、人種差別が一層あからさまになり、アジア人は好かないとか、中国人は好かないとか言われるようになった」と訴える。 同団体の推計によると、2019年はパリ圏内だけで2日に1件の頻度でアジア系に対するヘイトクライム事件が発生した。2020年の統計はないものの、マクロン大統領が昨年10月にロックダウン(都市封鎖)を発表した後に負傷させられた人がいるなど、多数の事件が発生しているという。

このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む:

cnn_co_jp /  🏆 132. in JP

日本 最新ニュース, 日本 見出し



Render Time: 2025-02-15 04:30:55