【台北(台湾)9日=加藤弘士】決勝進出を決め、2位以上を確定させた日本は決勝で対戦する台湾とのスーパーラウンド最終戦に臨み、2―5で敗れた。先発した高橋煌稀(仙台育英3年)が1点リードの初回に3失点
試合後の馬淵史郎監督(67)に敗戦のショックはみじんも感じられなかった。「明日に向けていい経験。このアウェー感が経験できただけでもね」。決勝で激突する台湾との“前哨戦”に敗れたことを、前向きに捉えた。 決勝を前に異例の台湾2連戦。“消化試合”でやり過ごす方法もあったが、指揮官は「消化試合でやると、なかなか明日エンジンがかからん」と真っ向勝負を望んだ。だが先発の高橋が場内の空気にのみ込まれた。1点リードの初回、先頭からの連続四球をきっかけに3失点で1イニングKO。マイクつきのMCがけん引し、ヘソ出しのチアリーダーが華麗に舞う熱狂的な応援にペースを乱された。高橋は「マイクが一番…。制球が定まらず、無駄に力んでしまった」と悔やんだ。 だが決勝前にこの空気を味わえたことは大きい。馬淵監督は「甲子園より応援が過激。(日本では)ピッチャーがモーション起こしたら、応援はしたらいかんことになっとる。それでも平気で…。それがお国柄なんでしょうけどね」と苦笑して、こう続けた。「明日もすごいチケット売れてるらしい。こっちも意地がある」。決勝の先発はエース・前田に託す。馬淵監督は語気を強めた。「勝てる投球をしてもらいたい」。初の世界一へ。いざ、決戦だ。▼通算3連敗 日本は台湾に黒星。U18W杯での高校日本代表(04年以降)の台湾戦勝敗は、○○○●●●の3勝3敗。19年から3連敗になったが、19年は1次R●1―3([安]〈2〉=東邦・石川昂弥の2安打)、昨年は1次R●2―9([安]〈5〉)。そして、今回が●2―5([安]〈5〉)と、3試合続けて2得点以下。安打も2、5、5本。台湾投手陣に抑え込まれているだけに、決勝では打ち込みたいところだ。.
試合後の馬淵史郎監督(67)に敗戦のショックはみじんも感じられなかった。「明日に向けていい経験。このアウェー感が経験できただけでもね」。決勝で激突する台湾との“前哨戦”に敗れたことを、前向きに捉えた。 決勝を前に異例の台湾2連戦。“消化試合”でやり過ごす方法もあったが、指揮官は「消化試合でやると、なかなか明日エンジンがかからん」と真っ向勝負を望んだ。だが先発の高橋が場内の空気にのみ込まれた。1点リードの初回、先頭からの連続四球をきっかけに3失点で1イニングKO。マイクつきのMCがけん引し、ヘソ出しのチアリーダーが華麗に舞う熱狂的な応援にペースを乱された。高橋は「マイクが一番…。制球が定まらず、無駄に力んでしまった」と悔やんだ。 だが決勝前にこの空気を味わえたことは大きい。馬淵監督は「甲子園より応援が過激。(日本では)ピッチャーがモーション起こしたら、応援はしたらいかんことになっとる。それでも平気で…。それがお国柄なんでしょうけどね」と苦笑して、こう続けた。「明日もすごいチケット売れてるらしい。こっちも意地がある」。決勝の先発はエース・前田に託す。馬淵監督は語気を強めた。「勝てる投球をしてもらいたい」。初の世界一へ。いざ、決戦だ。▼通算3連敗 日本は台湾に黒星。U18W杯での高校日本代表(04年以降)の台湾戦勝敗は、○○○●●●の3勝3敗。19年から3連敗になったが、19年は1次R●1―3([安]〈2〉=東邦・石川昂弥の2安打)、昨年は1次R●2―9([安]〈5〉)。そして、今回が●2―5([安]〈5〉)と、3試合続けて2得点以下。安打も2、5、5本。台湾投手陣に抑え込まれているだけに、決勝では打ち込みたいところだ。
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