【バンクーバー(カナダ)=阿部健吾】ショートプログラム(SP)首位の坂本花織(23=シスメックス)がフリー151・00点、合計226・13点で優勝した。2位に… - 日刊スポーツ新聞社のニュースサイト、ニッカンスポーツ・コム(nikkansports.com)。
ダブルアクセル(2回転半)、3回転ルッツ、3回転サルコウに続き、フリップ-トーループの連続3回転に成功。さらに、3回転フリップ-3回転トーループの連続ジャンプ、ダブルアクセル-3回転トーループ-2回転トーループの3連続ジャンプも危なげなく決めきった。「今日は落ち着いて、普段の尼崎で練習でやっているような感じでできた。やっていて楽にできた」と、初舞台にも平常心を貫いた。
キスアンドくらいでは得点を見ると、驚きのあまり口を大きく開き、後ろによろけるしぐさを見せた。「150(点)を超えたのはすごくうれしい。久々に来られてうれしい」とほおを緩めた。観客の手拍子にも後押しを受け、「この曲で手拍子くるんやと。絶対フリーは起こらないと思っていたのでフィリーンググッドでした」と喜んだ。 前日のSPでは後半の連続3回転ジャンプの1本目の軸が大きくゆがむ危機にも、「攻めました。全力で締めた」と続くトーループを3回転しきって、得点を積み上げた。銅メダルを獲得した北京五輪の翌シーズンとなった昨季は、同時期のスケートアメリカには優勝したが、モチベーションを上げる理由を探して苦しんでいた。
今季はその姿はない。「スケートをすごく楽しめている。心身ともにすごくいい状態」と夏場から取り組んできた。ジャンプを3回転で攻めるか、2回転で守るか。瞬時の選択にも、弱気はない。目標とする世界選手権、全日本選手権3連覇へと、前向きな意欲に満ちる。 カナダでは9月の国際大会に続く試合だった。今大会は初参戦だが、SPで名前がコールされると大きな歓声が起きる。「カナダでの試合は少ないんですけど、それでも結構歓声大きかったので、すごくうれしかった」と感謝する。世界女王という肩書にも「慣れてきたかな」と笑顔を見せる。
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