徳川家康、私はこう読む 作家・安部龍太郎 「たぬきおやじ」「神君」…大河では「臆病でナイーブ」 そろそろ「正しい評価」をすべきでしょう ぴいぷる zakzak
最近のNHKは〝民放化〟が著しい。露骨な「番宣」をこれでもか、というほどやるし、看板の大河ドラマのつくりもどこか民放っぽい。1月から始まった『どうする家康』(松本潤主演)も、民放ドラマなどで人気を博した脚本家、古沢良太(こさわ・りょうた)によるオリジナル。「たぬきおやじ」でも「神君」でもなく、ナイーブで、弱みも見せる〝ニュー家康〟を描く、という触れ込みだ。
「ちょっと待った!」である。徳川家康(1543~1616年)のイメージを変えた小説といえば、40年前の大河ドラマ(1983年の『徳川家康』)の原作にもなった山岡荘八の名著があろう。ただし、今年の『どうする家康』のような人物像ならば、安部龍太郎さんが2015年から書き続けている『家康』シリーズが近くて、大河よりも「先」なのではないか。安部さんの『家康』は本紙にも連載され、2月上旬には文庫判の8巻を刊行。最終的には全16巻を予定する大作だ。戦乱の世を生き抜きながら平和な世界の実現を求めて苦闘する姿が描かれるのだが、この家康、ときどき、ちょっと情けない姿もさらけ出す。
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