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「今、ボクシングができることに感謝」中谷潤人のボクシング人生のターニングポイント

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「今、ボクシングができることに感謝」中谷潤人のボクシング人生のターニングポイント
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プロボクシング世界3階級制覇王者・中谷潤人(27)=M・T=の次戦が12月、サウジアラビアで行われることが決まった。「BIG BANG!」第7回ではスーパーバンタム級初戦、その先に待つ同階級の世界4

プロ ボクシング 世界3階級制覇王者・中谷潤人(27)=M・T=の次戦が12月、サウジアラビアで行われることが決まった。「BIG BANG!」第7回ではスーパーバンタム級初戦、その先に待つ同階級の世界4団体統一王者・井上尚弥(32)=大橋=との一戦へ、思いを語った。今年は第2次世界大戦が終結して80年。中学時代に訪れた沖縄で命の尊さを知った中谷は、競技に打ち込める現状に感謝し、「みんなを自分のパフォーマンスで幸せにしたい」と強い決意を示した。次戦が12月27日と発表されました。サウジアラビアは試合をしたことがないですし、行ったこともありません。新鮮な気持ちでパフォーマンスできるかなって、ワクワク感といったところは大きくなっています。 相手はWBC世界スーパーバンタム級9位のセバスチャン・エルナンデス選手(25)=メキシコ=。WBO10位、IBF12位で、かつて尚弥選手のスパーリングパートナーを務めたことがあります。相手はファイターで、身長は僕より少し高いくらい。20勝18KOで、映像はまだハイライトしか見ていませんが、距離を詰めてグイグイ来る感じ。接近戦でも、遠い距離でも、どちらにも対応できるようにしないといけませんが、自分の距離を徹底して戦えればと思っています。 スーパーバンタム級に階級を上げるにあたり、体重幅も大きいので、フィジカルトレーニングでは下半身だけではなく、上半身もある程度、筋肉を付けることは意識しています。ただ、体を大きくするための筋トレではなく、体幹を鍛えての安定感を増したり、スピード感をさらに上げるため、瞬発系のトレーニングなどを多くやっています。 その先の相手と期待される尚弥選手について聞かれることが最近、増えました。それだけ対戦を楽しみにしてもらえているんだなと素直に感じます。でも、そのためにはやるべきことがまだ、あります。それをしっかりこなしていかないといけないと、より気が引き締まっているところなんです。 9月のアフマダリエフ(ウズベキスタン)戦を観戦しました。KOを狙わず、アウト ボクシング を展開して判定勝ちという結果に「尚弥選手の新しい一面」と驚かれた方も多いでしょうが、たまに動画で流れてくるスパーリングの様子を見ると、ああいう ボクシング もしていましたから特に驚きはありません。尚弥選手の引き出しの一つ。練習でできないことは、試合ではできませんから。尚弥選手に勝つためのポイントは?と聞かれますが、距離感について、数字上では僕がアドバンテージとして持っている部分(身長173センチ/リーチ174センチ、尚弥は165センチ/171センチ)だと思いますから、そこは最大限に生かしていかないといけない部分でしょう。自分も質の高い引き出しを増やしていきたいです。 僕の ボクシング を楽しみにしてくださる方が増えていると聞いてうれしいですし、だからこそ、 ボクシング に打ち込めることに感謝しています。そんな思いを強くしたのは、東員第二中学(三重県東員町)3年の時に修学旅行で行った沖縄で、でした。フィールドワークの一環で、読谷村にあるチビチリガマに行きましたが、そこは第2次世界大戦時に集団自決のあった場所。「命こそ宝」というガイドの比嘉涼子さんの言葉を聞いて、残酷な出来事に大きなショックを受けると同時に、言葉に表せない感情が湧いて…。「僕たちがこうして生きていられるのは当たり前じゃない」と強く感じさせてもらった瞬間でした。僕たちは「生かせてもらえている」と。当時、試合を目前に控えて減量中で飢餓感もありましたが、 ボクシング がやれていることは当たり前ではないと心から感じました。 地元に帰ってから、比嘉さんに自分の思いを書いて手紙を送りました。「今、 ボクシング ができることに感謝して、一生懸命頑張ります」と。以来、比嘉さんとは親しくさせていただいています。2019年以降はほぼ、毎年のように沖縄で合宿をしています。もし、中3の時にそういう思いを感じられていなかったら、僕の ボクシング 人生はまた違う歩み方だったかも…。ターニングポイントだったと思います。翌年に単身でアメリカに行くようなチョイスは、もしかしたら、なかったかもしれません。 ボクシング は、相手とダメージを与え合う スポーツ 。覚悟はしっかり持って試合に臨んでいます。リスクがあるということを考えるとともに、それを美化してはいけないという思いもあります。今はそこに向き合う時間が、さらに増えています。14歳の時に感じた思いを胸に、僕はサウジアラビアに行き、そして、さらなるビッグマッチに臨みます。最善のことをして、胸を張ってリングに向かい、見ている皆さんに幸せを感じてもらいたいという思いは、多くの先人たちが持ってきたものと同じ。僕の ボクシング を見て、次の日からの活力だったり、感動を与えられるような人になれればいい。僕のパフォーマンスでみんなをハッピーにしたい。そして、平和を創造していく一人に僕もなっていきたいと思います。感謝! 感謝!(世界3階級制覇王者)(なかたに・じゅんと)1998年1月2日、三重・東員町生まれ。27歳。中1から ボクシング を始め、中学卒業後、米国で単身武者修行。2015年4月にプロデビュー。16年度全日本フライ級新人王。19年2月に日本同級王者、20年11月にWBO世界同級、23年5月にWBO世界スーパーフライ級、24年2月にWBC世界バンタム級王座獲得で3階級制覇を達成。今年6月、前IBF王者・西田凌佑(六島)に6回終了TKO勝ちして2団体王座を統一。9月に返上し、階級変更を発表した。身長173センチの左ボクサーファイター。戦績は31戦全勝(24KO)。家族は両親と弟。2000年10月19日、メキシコ・バハ・カリフォルニア州ティフアナ生まれ。25歳。20年11月デビュー。25年5月、アザト・ホバニシアン(アルメニア)に判定勝ち。これまでにルイス・ネリ(メキシコ)、井上尚弥(大橋)らのスパーリング相手を務めた。20戦全勝(18KO)。ニックネームはLOGAN(小さな空洞)。身長175センチの右ファイター。リーチ165センチ。9月30日現在でWBC8位、IBF12位、WBO10位。.

プロボクシング世界3階級制覇王者・中谷潤人(27)=M・T=の次戦が12月、サウジアラビアで行われることが決まった。「BIG BANG!」第7回ではスーパーバンタム級初戦、その先に待つ同階級の世界4団体統一王者・井上尚弥(32)=大橋=との一戦へ、思いを語った。今年は第2次世界大戦が終結して80年。中学時代に訪れた沖縄で命の尊さを知った中谷は、競技に打ち込める現状に感謝し、「みんなを自分のパフォーマンスで幸せにしたい」と強い決意を示した。次戦が12月27日と発表されました。サウジアラビアは試合をしたことがないですし、行ったこともありません。新鮮な気持ちでパフォーマンスできるかなって、ワクワク感といったところは大きくなっています。 相手はWBC世界スーパーバンタム級9位のセバスチャン・エルナンデス選手(25)=メキシコ=。WBO10位、IBF12位で、かつて尚弥選手のスパーリングパートナーを務めたことがあります。相手はファイターで、身長は僕より少し高いくらい。20勝18KOで、映像はまだハイライトしか見ていませんが、距離を詰めてグイグイ来る感じ。接近戦でも、遠い距離でも、どちらにも対応できるようにしないといけませんが、自分の距離を徹底して戦えればと思っています。 スーパーバンタム級に階級を上げるにあたり、体重幅も大きいので、フィジカルトレーニングでは下半身だけではなく、上半身もある程度、筋肉を付けることは意識しています。ただ、体を大きくするための筋トレではなく、体幹を鍛えての安定感を増したり、スピード感をさらに上げるため、瞬発系のトレーニングなどを多くやっています。 その先の相手と期待される尚弥選手について聞かれることが最近、増えました。それだけ対戦を楽しみにしてもらえているんだなと素直に感じます。でも、そのためにはやるべきことがまだ、あります。それをしっかりこなしていかないといけないと、より気が引き締まっているところなんです。 9月のアフマダリエフ(ウズベキスタン)戦を観戦しました。KOを狙わず、アウトボクシングを展開して判定勝ちという結果に「尚弥選手の新しい一面」と驚かれた方も多いでしょうが、たまに動画で流れてくるスパーリングの様子を見ると、ああいうボクシングもしていましたから特に驚きはありません。尚弥選手の引き出しの一つ。練習でできないことは、試合ではできませんから。尚弥選手に勝つためのポイントは?と聞かれますが、距離感について、数字上では僕がアドバンテージとして持っている部分(身長173センチ/リーチ174センチ、尚弥は165センチ/171センチ)だと思いますから、そこは最大限に生かしていかないといけない部分でしょう。自分も質の高い引き出しを増やしていきたいです。 僕のボクシングを楽しみにしてくださる方が増えていると聞いてうれしいですし、だからこそ、ボクシングに打ち込めることに感謝しています。そんな思いを強くしたのは、東員第二中学(三重県東員町)3年の時に修学旅行で行った沖縄で、でした。フィールドワークの一環で、読谷村にあるチビチリガマに行きましたが、そこは第2次世界大戦時に集団自決のあった場所。「命こそ宝」というガイドの比嘉涼子さんの言葉を聞いて、残酷な出来事に大きなショックを受けると同時に、言葉に表せない感情が湧いて…。「僕たちがこうして生きていられるのは当たり前じゃない」と強く感じさせてもらった瞬間でした。僕たちは「生かせてもらえている」と。当時、試合を目前に控えて減量中で飢餓感もありましたが、ボクシングがやれていることは当たり前ではないと心から感じました。 地元に帰ってから、比嘉さんに自分の思いを書いて手紙を送りました。「今、ボクシングができることに感謝して、一生懸命頑張ります」と。以来、比嘉さんとは親しくさせていただいています。2019年以降はほぼ、毎年のように沖縄で合宿をしています。もし、中3の時にそういう思いを感じられていなかったら、僕のボクシング人生はまた違う歩み方だったかも…。ターニングポイントだったと思います。翌年に単身でアメリカに行くようなチョイスは、もしかしたら、なかったかもしれません。 ボクシングは、相手とダメージを与え合うスポーツ。覚悟はしっかり持って試合に臨んでいます。リスクがあるということを考えるとともに、それを美化してはいけないという思いもあります。今はそこに向き合う時間が、さらに増えています。14歳の時に感じた思いを胸に、僕はサウジアラビアに行き、そして、さらなるビッグマッチに臨みます。最善のことをして、胸を張ってリングに向かい、見ている皆さんに幸せを感じてもらいたいという思いは、多くの先人たちが持ってきたものと同じ。僕のボクシングを見て、次の日からの活力だったり、感動を与えられるような人になれればいい。僕のパフォーマンスでみんなをハッピーにしたい。そして、平和を創造していく一人に僕もなっていきたいと思います。感謝! 感謝!(世界3階級制覇王者)(なかたに・じゅんと)1998年1月2日、三重・東員町生まれ。27歳。中1からボクシングを始め、中学卒業後、米国で単身武者修行。2015年4月にプロデビュー。16年度全日本フライ級新人王。19年2月に日本同級王者、20年11月にWBO世界同級、23年5月にWBO世界スーパーフライ級、24年2月にWBC世界バンタム級王座獲得で3階級制覇を達成。今年6月、前IBF王者・西田凌佑(六島)に6回終了TKO勝ちして2団体王座を統一。9月に返上し、階級変更を発表した。身長173センチの左ボクサーファイター。戦績は31戦全勝(24KO)。家族は両親と弟。2000年10月19日、メキシコ・バハ・カリフォルニア州ティフアナ生まれ。25歳。20年11月デビュー。25年5月、アザト・ホバニシアン(アルメニア)に判定勝ち。これまでにルイス・ネリ(メキシコ)、井上尚弥(大橋)らのスパーリング相手を務めた。20戦全勝(18KO)。ニックネームはLOGAN(小さな空洞)。身長175センチの右ファイター。リーチ165センチ。9月30日現在でWBC8位、IBF12位、WBO10位。

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