「中国が侵攻し大被害」台湾が住民動員訓練…ウクライナ国民の結束も刺激に 国際
【台北=鈴木隆弘】台湾の 蔡英文(ツァイインウェン) 政権が、有事に備え、住民らの訓練を強化する施策を相次いで打ち出している。中国が軍事的圧力を強めていることに加え、ロシア軍の侵攻をウクライナ国民が結束して防いでいることも影響している。南部の高雄市で3月末に行われた動員訓練は、「2025年、中国が台湾に侵攻し大被害が出た」と想定。市政府や企業の職員ら計約1600人が、ミサイル攻撃で多発した火災の消火や、有毒ガスの対応を確認した。視察した行政院(内閣)幹部は、「自分たちの身は自分たちで守る必要がある」と強調した。
このニュースをすぐに読めるように要約しました。ニュースに興味がある場合は、ここで全文を読むことができます。 続きを読む: