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関経連と大商のトップが20年前に示していた難題、関西経済復活の「処方箋」

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関経連と大商のトップが20年前に示していた難題、関西経済復活の「処方箋」
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【関経連と大商のトップが20年前に示していた難題、関西経済復活の「処方箋」】 関西経済は復興できるのか――。「週刊ダイヤモンド」1999年9月25日号では、関西経済連合会と大阪商工会議所のトップにそう聞いています。財界首脳は直面する難題にどう対処しよう…

関西は中小企業の街といわれるが、その中小企業はいわゆる素材型が多いため、景気の波の影響をいち早く受けた。その落ち込みが、深く長く続いている。関西の素材産業は全国に先駆けて設備をつくったため、設備は老朽化しており、過剰感も大きい。――関西経済の地盤沈下が進んでしまったのはなぜか。 また、シロモノ家電に代表される関西の電機メーカーが海外へ生産をシフトしたり、あるいはリストラの一環で部品の内製化率を高めたりしたことで、中小企業の技術と大企業の能力が必ずしもうまくリンクしなくなってしまった。これらのことから、新しい産業構造形態への転換が遅れてしまったことが(地盤沈下の)原因だ。一方、1993年に1位だった日本の国際競争力は、今年は16位ぐらいに落ちている。この競争力を回復するため、産業構造をどのように転換していくかが第2ラウンド。そして第3ラウンドが財政構造改革だろう。そういう大きな時代の流れの中で、では関西はどうするのかを考えている。高邁(こうまい)な理論ではなく、具体的なアクションプランを、(1999年)10月末までに発表する予定だ。 関西経済連合会の秋山喜久会長は20年前の時点で、産業構造の転換のために、道路などインフラへの投資よりもIT投資へのシフトを示唆している。次ページでは、秋山氏は関西だけでなく現在でも日本全体が抱える問題点を指摘し、関西という地域が持つ“強み”を十二分に生かした再生シナリオを紹介する。また、中小企業の会員を多く抱える大阪商工会議所の田代和会頭は、大阪をコンテンツ産業の拠点にする構想を唱えていた。具体的な構想の中身を紹介する。.

関西は中小企業の街といわれるが、その中小企業はいわゆる素材型が多いため、景気の波の影響をいち早く受けた。その落ち込みが、深く長く続いている。関西の素材産業は全国に先駆けて設備をつくったため、設備は老朽化しており、過剰感も大きい。――関西経済の地盤沈下が進んでしまったのはなぜか。 また、シロモノ家電に代表される関西の電機メーカーが海外へ生産をシフトしたり、あるいはリストラの一環で部品の内製化率を高めたりしたことで、中小企業の技術と大企業の能力が必ずしもうまくリンクしなくなってしまった。これらのことから、新しい産業構造形態への転換が遅れてしまったことが(地盤沈下の)原因だ。一方、1993年に1位だった日本の国際競争力は、今年は16位ぐらいに落ちている。この競争力を回復するため、産業構造をどのように転換していくかが第2ラウンド。そして第3ラウンドが財政構造改革だろう。そういう大きな時代の流れの中で、では関西はどうするのかを考えている。高邁(こうまい)な理論ではなく、具体的なアクションプランを、(1999年)10月末までに発表する予定だ。 関西経済連合会の秋山喜久会長は20年前の時点で、産業構造の転換のために、道路などインフラへの投資よりもIT投資へのシフトを示唆している。次ページでは、秋山氏は関西だけでなく現在でも日本全体が抱える問題点を指摘し、関西という地域が持つ“強み”を十二分に生かした再生シナリオを紹介する。また、中小企業の会員を多く抱える大阪商工会議所の田代和会頭は、大阪をコンテンツ産業の拠点にする構想を唱えていた。具体的な構想の中身を紹介する。

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