番長「やってやる」 バント、盗塁機動力強化 プロ野球きょう開幕 : ニュース : 神奈川 : 地域 : 読売新聞オンライン
投手出身ながら、チームの強化策としてまず着目したのは「機動力」。アレックス・ラミレス前監督が率いた昨季、佐野恵太選手や、オースティン、ソト両外国人選手などの活躍でチーム打率、本塁打数はリーグトップだったが、強打の選手を並べた打線はつながりを欠き、総得点は巨人や広島に及ばなかったからだ。 「昨季までのチームの強みに加え、プラスアルファの力で得点力をあげることが必要。ただ、バントやヒットエンドランは試合でいきなりできることではない」。キャンプから集中的に走塁練習などを取り入れた結果、機動力への意識は浸透し、オープン戦では盗塁企図数が大幅に増えた。ファーム(二軍)監督だった昨季、イースタン・リーグでチームのバント数と盗塁数をリーグトップにした経験を踏まえ、「失敗もまだ多いが、シーズンで対応出来るよう準備できている」と手応えを感じている。 打線は、「固定概念を持たず、選手の調子を見極めて状況に応じて柔軟に考える」。不動の1番だった梶谷隆幸選手や、中軸を担ったロペス選手の退団などでポジションが空いた分、オープン戦で打撃好調なドラフト2位の牧秀悟選手ら新戦力の台頭に期待した。 昨季先発の一角だった井納翔一投手や中継ぎのパットン投手が去り、投手陣の整備も急務だ。「強気に攻める投球を1年間続けてほしい。先発投手には、ローテーションを守り、完投数にもこだわってもらいたい」と高いハードルで育てていく方針を示した。 気がかりなのは、コロナ禍で外国人選手の来日が遅れていること。「リーグはスタートするので、前向きに捉えるしかない」と話し、神里和毅、細川成也、宮本秀明ら若手選手らの名を挙げ、「外国人選手が帰ってきた時、選手起用に悩めるようになってくれていたらうれしい」と奮起を促した。 三浦監督は1992年にドラフト6位で入団以降、25年間の現役生活は横浜一筋で、2019年に一軍投手コーチに就任。「成績低迷期の空席が目立つスタンドや、日本一を達成した時の熱気など、引退するまで良い時も悪い時も横浜の地の声援に支えてもらった」と地元への感謝を忘れない。だからこそ、市民と選手が力を合わせて戦おうと、スローガンを「横浜一心」にしたという。チームは24日、鎌倉市の鶴岡八幡宮で今季の躍進を祈願した。三浦監督は参拝後、「開幕に向け、着実に準備が進んだ。気持ちを一つにして戦いたい」と宣言し、佐野選手は「選手が一つになれるよう、主将の役目を果たしたい」と誓った。.
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