7月27日から8月2日にわたり、Fリーグ2024-2025 ディビジョン1 第9節の6試合が行われた。 中断前最後の試合となった9節、首位のバルドラール···
中断前最後の試合となった9節、首位のバルドラール浦安は2位の立川アスレティックFCと対戦。8分、自陣でボールをカットした浦安は低い位置で攻撃を組み立てると、本石猛裕が前線に大きくパスを出す。これを受けた石田健太郎が吉田圭吾とのワンツーで先制に成功した。さらに11分、長坂拓海のインターセプトからロドリゴが追加点。第1ピリオドを0-2と浦安リードで折り返した。 第2ピリオドではホームでの逆転を狙う立川が多くのチャンスを作るが、得点を奪うことができない。33分、立川のシュートをGKピレス・イゴールがセーブすると、染野伸也が前線に大きくボールを送る。これを受けた長坂のシュートがゴールネットを揺らし、浦安がリードを広げた。3点ビハインドの立川は残り6分を切り中村充をGKに置きパワープレーを開始。しかし、石田、本石に立て続けにパワープレー返しを浴び、さらに点差が広がる。残り49秒、田中晃輝のブロックから本石のパワープレー返しでダメ押しのゴールを挙げた浦安が6-0で立川を完封。首位をキープし、2カ月強の中断期間に入る。 「首位攻防戦で是が非でも勝ちたい試合だった」と話す浦安の小宮山友祐監督は「立川のハードなディフェンスをかいくぐってゴールにつなげ、勝つことができるかということに対してコミットしてくれた1週間だった。タフな試合だったが、選手たちが自信を持ってプレーをしてくれたおかげで中断期間を首位で折り返すことができ、非常に大きな勝利だった。まだまだ課題もあるが、自信にもつながるし中断期間に何をすべきかを精査できるので、まずはしっかりと休んで、また頂点を目指して走り続けてほしい」と安堵の表情を見せた。 攻守にわたりハードワークを見せる立川に対し、失点を0で抑えた浦安のGKピレス・イゴールは「とてもいい結果。負けたら順位を落としてしまう試合だった。相手のプレッシャーはきつく、アウェイで難しい試合だったけど、浦安の素晴らしいチームワークを見せられた」と試合を振り返る。7月で44歳となり「コンディションが少しずつ下がるのは仕方のないこと」としながらも「逆に気持ちは年々強くなる。あと何年できるか分からないが、ピッチに立ったら100%以上の気持ちを出したい。もちろん気持ちだけではいけないので、潤さん(藤原潤GKコーチ)ともテクニカルな部分はトレーニングしている。それに自分だけではなくチームメートも守るときに100%の力を出しているので、GKの僕がいいプレーをできていると思う」とチームメートへの信頼を語った。これまで首位を定位置としてきた名古屋オーシャンズは、8連覇を狙うシーズンに4位に沈んでいる。中断前最後の試合では、5位のペスカドーラ町田をホームに迎えた。GK篠田龍馬、FP安藤良平、アンドレシート、清水和也、金澤空とこれまでと異なるスターティングメンバーで臨んだこの試合。名古屋ボールでキックオフするが、開始5秒で前線へのパスがラインを割り町田ボールとなる。すると自陣でのキックインから攻撃を組み立てた町田は、野村啓介のシュートがはじかれたところに伊藤圭汰が飛び込み先制に成功した。出鼻をくじかれた名古屋は6分、自陣でのFKの流れから鬼塚祥慶が強烈なシュートを突き刺し試合を振り出しに戻すが、7分には町田GKビゴージが起点となった攻撃から三宅悠斗にゴールを許した。 町田の1点リードで迎えた第2ピリオドでは追加点を奪われながらも、27分に水谷颯真がゴールを挙げて名古屋が1点差に迫る。33分にはタイムアウトを取り、吉川智貴をGKにパワープレーを開始。これが奏功し、ファビーニョのゴールで同点に追いついた。その後もGKを金澤空に変えてパワープレーを続けるなど逆転ゴールを狙うが、スコアを動かすことができずに試合は終盤へ。すると残り15秒、野村をGKに置きパワープレーを仕掛ける町田がその野村のアシストからヴィニシウスのゴールで勝ち越しに成功。最後まで得点を狙った名古屋だったが、追撃及ばす4-3で町田が勝利した。この結果により名古屋と町田が勝ち点17で並んだが、得失点差で上回る名古屋が4位をキープし中断期間を迎える。 これまでも「引き分けが一番嫌い」と話してきた町田の甲斐修侍監督は「これまでの8試合がなかなか思い通りにいかなかったので、相手が名古屋だからということではなく、自分たちが前半戦をどう終えるかで後半が変わってくると話して臨んだ試合だった。「勝ち点3しか価値がない」と話していた中で、全員のハードワークや切れることのない気持ちで結果を出すことができよかったと思う」と試合を振り返る。昨シーズンよりも試合の中でできることが増え、フィジカルコンディションも悪くない中で勝ち点を得られない試合もあったが「僕たちはまだまだ戦術も個人のスキルも上げていかなくてはならない」と甲斐監督。「原点に立ち返り泥臭く戦うことにフォーカスした試合で、選手たちが頭を整理して戦ってくれた結果」と手ごたえをのぞかせた。 今シーズン、名古屋の主将を務める吉川智貴は「このクラブは結果がすべて。優勝争いをするチームのひとつであろうライバルとの一戦で、勝たなくてはならない試合に負けた。内容どうこうではなく、ただそれだけ」と言葉少なに試合を振り返る。9試合を終え5勝2分2敗とこれまでにない成績で中断期間を迎えるが、一旦リセットや休息をするなどどのような2カ月を過ごしたいかを問うと「自分たちの置かれている立場を全員が理解しないといけないので、リセットなどと言っている場合ではない。中断明けから勝ちたいのであれば、上辺だけでなく心の底から理解をするべきなのでリセットしている暇はなくやり続けるだけ」と強い決意を見せた。開幕以来8戦無敗のしながわシティは、ボルクバレット北九州と対戦。開始わずか42秒で新井裕生が先制点を挙げ幸先の良いスタートを切る。しかし、北九州の堅い守備に追加点を奪うことができず、16分には津田京一郎に同点弾を許し第1ピリオドを1-1で折り返した。第2ピリオドでも拮抗した展開はつづくが、33分、高い位置でプレスをかけるしながわは堤優太のカットから新井が中央にボールを送り、東出脩椰が勝ち越しゴールを挙げる。このリードを守ったしながわが勝ち点3を獲得した。中断前最後の試合で無敗記録を9に伸ばしたしながわは、2位に浮上している。 集中した守備を見せながらも1点差で敗れた北九州の中嶋孝行監督は「質の高いしながわに対し、組織的な守備やカウンター、パワープレーで起点を作れたことはよかった。だいぶ押し込まれる時間はあったが、その分、守備で対応できたことはよかったと思う。ただ、チャンスが少ないことは課題。その中でも決めきることが、このリーグで勝ち上がっていくために必要なことだと思っている」と試合を総括。安嶋健至主将は「苦しい試合だったが、チームとして集中し、楽しめている雰囲気もあった。なかなか攻撃の時間を作ることはできなかったが、それでも相手と正対して裏に行かれることも少なかったのは良かった点。ただ、特に後半はチャンスを作り、自分たちのセットも3本ほど決定機があったが、どっちに転んでもおかしくないゲームで決めきれなかったことが敗因」と試合を振り返った。.
中断前最後の試合となった9節、首位のバルドラール浦安は2位の立川アスレティックFCと対戦。8分、自陣でボールをカットした浦安は低い位置で攻撃を組み立てると、本石猛裕が前線に大きくパスを出す。これを受けた石田健太郎が吉田圭吾とのワンツーで先制に成功した。さらに11分、長坂拓海のインターセプトからロドリゴが追加点。第1ピリオドを0-2と浦安リードで折り返した。 第2ピリオドではホームでの逆転を狙う立川が多くのチャンスを作るが、得点を奪うことができない。33分、立川のシュートをGKピレス・イゴールがセーブすると、染野伸也が前線に大きくボールを送る。これを受けた長坂のシュートがゴールネットを揺らし、浦安がリードを広げた。3点ビハインドの立川は残り6分を切り中村充をGKに置きパワープレーを開始。しかし、石田、本石に立て続けにパワープレー返しを浴び、さらに点差が広がる。残り49秒、田中晃輝のブロックから本石のパワープレー返しでダメ押しのゴールを挙げた浦安が6-0で立川を完封。首位をキープし、2カ月強の中断期間に入る。 「首位攻防戦で是が非でも勝ちたい試合だった」と話す浦安の小宮山友祐監督は「立川のハードなディフェンスをかいくぐってゴールにつなげ、勝つことができるかということに対してコミットしてくれた1週間だった。タフな試合だったが、選手たちが自信を持ってプレーをしてくれたおかげで中断期間を首位で折り返すことができ、非常に大きな勝利だった。まだまだ課題もあるが、自信にもつながるし中断期間に何をすべきかを精査できるので、まずはしっかりと休んで、また頂点を目指して走り続けてほしい」と安堵の表情を見せた。 攻守にわたりハードワークを見せる立川に対し、失点を0で抑えた浦安のGKピレス・イゴールは「とてもいい結果。負けたら順位を落としてしまう試合だった。相手のプレッシャーはきつく、アウェイで難しい試合だったけど、浦安の素晴らしいチームワークを見せられた」と試合を振り返る。7月で44歳となり「コンディションが少しずつ下がるのは仕方のないこと」としながらも「逆に気持ちは年々強くなる。あと何年できるか分からないが、ピッチに立ったら100%以上の気持ちを出したい。もちろん気持ちだけではいけないので、潤さん(藤原潤GKコーチ)ともテクニカルな部分はトレーニングしている。それに自分だけではなくチームメートも守るときに100%の力を出しているので、GKの僕がいいプレーをできていると思う」とチームメートへの信頼を語った。これまで首位を定位置としてきた名古屋オーシャンズは、8連覇を狙うシーズンに4位に沈んでいる。中断前最後の試合では、5位のペスカドーラ町田をホームに迎えた。GK篠田龍馬、FP安藤良平、アンドレシート、清水和也、金澤空とこれまでと異なるスターティングメンバーで臨んだこの試合。名古屋ボールでキックオフするが、開始5秒で前線へのパスがラインを割り町田ボールとなる。すると自陣でのキックインから攻撃を組み立てた町田は、野村啓介のシュートがはじかれたところに伊藤圭汰が飛び込み先制に成功した。出鼻をくじかれた名古屋は6分、自陣でのFKの流れから鬼塚祥慶が強烈なシュートを突き刺し試合を振り出しに戻すが、7分には町田GKビゴージが起点となった攻撃から三宅悠斗にゴールを許した。 町田の1点リードで迎えた第2ピリオドでは追加点を奪われながらも、27分に水谷颯真がゴールを挙げて名古屋が1点差に迫る。33分にはタイムアウトを取り、吉川智貴をGKにパワープレーを開始。これが奏功し、ファビーニョのゴールで同点に追いついた。その後もGKを金澤空に変えてパワープレーを続けるなど逆転ゴールを狙うが、スコアを動かすことができずに試合は終盤へ。すると残り15秒、野村をGKに置きパワープレーを仕掛ける町田がその野村のアシストからヴィニシウスのゴールで勝ち越しに成功。最後まで得点を狙った名古屋だったが、追撃及ばす4-3で町田が勝利した。この結果により名古屋と町田が勝ち点17で並んだが、得失点差で上回る名古屋が4位をキープし中断期間を迎える。 これまでも「引き分けが一番嫌い」と話してきた町田の甲斐修侍監督は「これまでの8試合がなかなか思い通りにいかなかったので、相手が名古屋だからということではなく、自分たちが前半戦をどう終えるかで後半が変わってくると話して臨んだ試合だった。「勝ち点3しか価値がない」と話していた中で、全員のハードワークや切れることのない気持ちで結果を出すことができよかったと思う」と試合を振り返る。昨シーズンよりも試合の中でできることが増え、フィジカルコンディションも悪くない中で勝ち点を得られない試合もあったが「僕たちはまだまだ戦術も個人のスキルも上げていかなくてはならない」と甲斐監督。「原点に立ち返り泥臭く戦うことにフォーカスした試合で、選手たちが頭を整理して戦ってくれた結果」と手ごたえをのぞかせた。 今シーズン、名古屋の主将を務める吉川智貴は「このクラブは結果がすべて。優勝争いをするチームのひとつであろうライバルとの一戦で、勝たなくてはならない試合に負けた。内容どうこうではなく、ただそれだけ」と言葉少なに試合を振り返る。9試合を終え5勝2分2敗とこれまでにない成績で中断期間を迎えるが、一旦リセットや休息をするなどどのような2カ月を過ごしたいかを問うと「自分たちの置かれている立場を全員が理解しないといけないので、リセットなどと言っている場合ではない。中断明けから勝ちたいのであれば、上辺だけでなく心の底から理解をするべきなのでリセットしている暇はなくやり続けるだけ」と強い決意を見せた。開幕以来8戦無敗のしながわシティは、ボルクバレット北九州と対戦。開始わずか42秒で新井裕生が先制点を挙げ幸先の良いスタートを切る。しかし、北九州の堅い守備に追加点を奪うことができず、16分には津田京一郎に同点弾を許し第1ピリオドを1-1で折り返した。第2ピリオドでも拮抗した展開はつづくが、33分、高い位置でプレスをかけるしながわは堤優太のカットから新井が中央にボールを送り、東出脩椰が勝ち越しゴールを挙げる。このリードを守ったしながわが勝ち点3を獲得した。中断前最後の試合で無敗記録を9に伸ばしたしながわは、2位に浮上している。 集中した守備を見せながらも1点差で敗れた北九州の中嶋孝行監督は「質の高いしながわに対し、組織的な守備やカウンター、パワープレーで起点を作れたことはよかった。だいぶ押し込まれる時間はあったが、その分、守備で対応できたことはよかったと思う。ただ、チャンスが少ないことは課題。その中でも決めきることが、このリーグで勝ち上がっていくために必要なことだと思っている」と試合を総括。安嶋健至主将は「苦しい試合だったが、チームとして集中し、楽しめている雰囲気もあった。なかなか攻撃の時間を作ることはできなかったが、それでも相手と正対して裏に行かれることも少なかったのは良かった点。ただ、特に後半はチャンスを作り、自分たちのセットも3本ほど決定機があったが、どっちに転んでもおかしくないゲームで決めきれなかったことが敗因」と試合を振り返った。
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